Voicemeeterでノイズなどの問題が発生した時の解決法

2024-03-072025-08-11PC,アプリ、ソフト,エラー解決,ブログ,メモ

今回は、Voicemeeterを使っていて起こった問題の解決法をまとめてみました！

記事で使用しているバージョンはVoicemeeter Banana 2.1.1.1です

※実行する場合は自己責任で！

まず最初に確認すること

Voicemeeterのバージョン

※当ページの情報が古い場合があるので、ホームページからご確認ください
https://voicemeeter.com/

記事執筆時の最新バージョンは以下の通りです

Standard: Version 1.1.1.9 (Dec 2024)
Banana: Version 2.1.1.9 (Dec 2024)
Potato: Version 3.1.1.9 (Dec 2024)

バージョンの確認方法は Voicemeeter を開き、
左上にある「VOICE MEETER」をクリックすると、ウィンドウ上部に表示されます

不具合の起きづらい設定

[Virtual ASIO Type] を「Int32LSB」にする

Voicemeeter右上の「Menu」→「System Settings…」から
[Virtual ASIO Type] を「Int32LSB」に変更

音がノイズまみれ（ビリビリ、ブチブチ）になる

不定期でこの症状が出るので、解決法がわかっていません…
※追記 PC本体の中身を入れ替えで性能を上げたら
不具合の起きる頻度が少なくなりました

治るかもしれない解決法を載せておきます↓

解決法 1.
Voicemeeter右上の「Menu」→「Restart Audio Engine」を選択

解決法 2.
Voicemeeter右上の「Menu」→「System Settings…」から
[Virtual ASIO Type] を「Int32LSB」にして、再起動

解決法 3.
Windowsの「サウンドの設定」から「サウンド コントロール パネル」を開き、
Voicemeeterに関する、すべての再生・録音デバイスの「既定の形式」を「48000 Hz」に合わせる

解決法 4.
Windowsを「サインアウト」し「サインイン」する

解決法 5.
「Menu」→「System Settings…」
「Buffering ○○」の数値を現在の半分（ASIOは256）にして、再起動（直ればそのままでもOK）
「Buffering ○○」の数値を元に戻して、再起動

解決法 6.
タスクマネージャーの[詳細]にある「audiodg.exe」の右クリックメニューから
優先度を「高」にし、関係の設定でCPUを一つだけ選択して、再起動

解決法 7.
Windowsの「設定」から「システム」を選択し、
左の一覧から「詳細情報」→「システムの詳細設定」を開きます
パフォーマンスの「設定」を開き「詳細設定」タブに移動し
「バックグラウンド サービス」を選択して「OK」をクリック

解決法 8.
Voicemeeterの「HARDWARE OUT」をA1のみ使用する

解決法 9.
ソフトウェアを再インストール（PCの再起動を忘れずに！）

ASIO関連の問題

出力のみ使うソフトウェア側の設定では
「Voicemeeter AUX Virtual ASIO」を選択した方が使いやすいと思います

入出力、両方を使う場合は「Voicemeeter Insert Virtual ASIO」を選択しましょう

遅延が大きい

この場合デバイスのバッファサイズを下げることにより、改善できることが多いです
ただ、安定性が下がってしまうので下げすぎには注意が必要です

例として定番のインターフェースである
Steinberg URシリーズ・Yamaha AGシリーズ等は
バッファサイズ 64～128で調整するのが良いでしょう

DTXMania / TJAPlayer で ASIOを使う時、爆音でノイズが流れる
SYNCROOMで使えない場合

beatoraja で PortAudioが使えない (遅延が大きい)

この方法は Hardware Out A1で選択したデバイスのサンプリングレートが「48kHz」である場合の設定です

beatorajaがアップデート（0.8.5～）によりサンプリングレートの変更に対応したので方法が変わりました

beatorajaを起動し、「Audio」タブ から [ Audio Sample Rate ] を「48000」に選択

他にも問題、解決法があればコメントください！